山形県医師会報誌 編集後記
三原一郎
2002年6月
三原一郎
2002年6月
本年度より県の常任理事を拝命しました三原です。いきなり１３もの分掌を担当することになり、ビビッているところです。編集委員もそのひとつです。よろしくお願い致します。
さて、県理事に就任して思ったことは、その仕事の多く部分が県理事会で得られた情報を群地区医師会へ伝達することにある、ということです。さらに、各群地区医師会では、県からの情報を末端へ伝えるためにに多くの労力と時間が割かれていると思われます。
しかし、このIT時代にこのような上意下達による情報伝達方式は、いかにも時代遅れだと考えますし、このような情報の一方通行では、組織の活性化は望めないのではと危惧します。情報はもっと迅速に、フラットに、さらには双方向性に流れるべきです。
ということで、情報と広報を担当することになりました私の仕事は県医師会のIT化にあると位置づけています。具体的には、まずは県医師会員を対象としたメーリングリスト「花笠ML」の加入率を50％程度まで引き上げ、情報のインフラを確保したいと考えております。
本会報に案内を載せておきました。是非、花笠MLへの加入をお願いします。医療が曲がり角にきている今こそ、情報を交換しながら智恵を出しあい、より良い医療を目指したいものです。