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トップ  >  ほくろ(色素性母斑)
ほくろ(色素性母斑)


●ほくろとは?
メラニン産生細胞が過剰に増殖した良性の腫瘍です。メラニン産生細胞というのは、褐色の顆粒であるメラニンを産生し、紫外線を吸収して皮膚を黒くし有害な紫外線からからだを守る役割をしています。ほくろの原因は遺伝的なものと考えられていて、紫外線や炎症などの要因でメラニンが過度に産生されて皮膚に残ってしまった「しみ」とは異なるものです。
●治療法は?
ほくろの大きさやかたちによって切除の方法はさまざまで麻酔はほくろの周りにする局所麻酔です。

<比較的小さいもの(5〜6mm程度まで)>


トレバン(まるく切り抜く機器)で切り抜きます。切除後は丸い穴があき ますが1〜2週間で傷は閉じていき、それほど目立たなくなっていきます。(所要時間5〜10分)


<大きなもの ・ かたちが不正形なもの>


メスで紡錘形に切り取り縫合します。1週間後に抜糸をしますが傷痕は一本の線になって残ってしまいます
(所要時間10〜20分くらい)

ほくろの部分を削ぎとって(シェーブ)縫合しないで切除する治療法もあります。切除した後はびらん(皮膚のはってない状態)になっていますが1週間位で皮膚は上皮化していきます
(所要時間5〜10分くらい)

●その他の注意事項
 ・ どの方法で切除しても消毒やガーゼ交換など1〜2週間の通院は必要です。

 ・ 当日は出血するためにガーゼで固定しますが翌日からは防水の絆創膏や目立ないテープにはりかえます。

 ・ ガーゼを濡らさないようにしてなら入浴してもいいです。
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