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トップ  >  かんぽう(汗疱)

汗 疱(かんぽう)


●汗疱とは
汗疱とは、手や足の指 ・ 手のひら ・ 足のうらの角質層という皮膚の表面がむける病気です。

夏や季節の変わり目など急に汗を多くかく時期によく発病します。症状は手や足の比較的皮膚の厚いところの皮がむけて赤くなったり、ガサガサになって割れることもあります。自覚症状はないことのほうが多いのですが、軽いかゆみや皮がむけた後ヒリヒリするときがあるようです。

手や足の皮がむけると水虫と考えがちですが、水虫でも他の人にうつる病気でもありません。
●原 因 は
原因はあまりよく分かっていませんが、一過性の多汗や金属アレルギーなどの可能性が考えられています。再発することも多く毎年同じ時期に発病する人が多いようです。
●治 療 は
かゆみがあったり赤く炎症をおこしているときは副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を使用しますが、ふつうは皮膚を保護するために保湿剤の外用をします。ほとんどは、1−2週間ほどで軽快します。
●注意することは
皮がむけるため、ふだんより皮膚が敏感になり、炎症をおこしやすくなっています。水仕事や石鹸の使い過ぎをさけてまめに薬をつけて下さい。
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